忙しくてロクな感想が書けていない!と見せかけて時間があっても多分そんな大した感想は書けていない!と葛藤する日々。
前期の感想はこちら↓
・SYNDUALITY Noir(分割第2クール)
1クール目はラストの戦いがなんか流れで終わったけど2クール目は本筋が一気に進んで面白かった。特に通算22話の大規模戦闘、ギミックの活かし方が良い。アニメの外でメカデザインの方により設定された「一発で街ごとぶっ飛ぶ火薬バカミサイル」というトキオの機体のミサイルが、作中で武器屋のオヤジのホラだったと処理する世界観の乗せ方も奥行きが感じられた。Vガン大好き(実際にスタッフとして参加してる)山本裕介監督が、マスドライバーを防衛する話を作ってそこに阪口大助さんがキャストで参加している事にも結構感慨深いものがある。
それはそうと、他者の魂が宿ったら歌わないとダメだと謎の組織に脅されているんだろうかと思いたくなるノワールとシエルのライブ回は流石に面白くなってしまって真っすぐ見れなかった。
・望まぬ不死の冒険者
冒険者としてのランクは高くない主人公だが実は多くの人に認められ、愛されている話…というフォーマットの中でもかなり気分良く見られた稀有な作品だったと思う。レントが他人から認められる要素が、気づかない他の人間が悪いレベルのめちゃくちゃ優秀な能力ではなく確かに地味なポイントで評価されているというのがしっかり効果を発揮していた。
ロレーヌさんが本当に良いキャラだったなあ。最初は不死となったレントでも匿ってくれる拠点の人間として都合の良いマッドサイエンティストかと思ったが、レントに対する慈しみの深さが上にあったので序盤からずっと好きなキャラだった。それでいてしっかりマッドさも本人の性質として見れて、中々初めて見たんじゃないかぐらいのキャラ造形だったかもしれない。
EDのしっとり具合はレントへ向けられる皆の感情と合っていて好きだったし、なんとも作品とはマッチしてない曲だと感じていたOPも本編が面白いので段々好きになっていった。全体的に地味な話だがそれだけに区切る事なくずっと見ていたいと思えるぐらいに楽しんで見ていた。
・道産子ギャルはなまらめんこい
実在の地名である北見を舞台にしている事もあって設定が地に足の着いた感じがする中で、開放的でありながら良いタイミングで恥ずかしがるギャルの存在は凄く都合良すぎると感じる事はあった。主人公の翼がおぼっちゃまだから世間知らずなゆえに生じるストーリーになっているだけに、タイトルで属性モノと縛って無ければ素直に見れたと思う。
OPのSNSバズ目的っぽいダンスカットは結構好きなのだが、放送期間中にマクドナルドに行ったら店内ラジオみたいなものからなまらめんこいギャルが流れた時は00年代の電波アニソン曲をオープンな場で聞いた時よりも妙な恥ずかしさがあり、なんとなく真っすぐ向き合いにくい曲に感じていた。しかし、11話のオーイシマサヨシさんご本人登場によるOP歌唱は流石に思い切りが良すぎて笑ってしまった。アニメーションも、カットの兼用でカロリーは抑えつつ実在人間の動きと理解させるような枚数の多い動きで効果的な演出だったと思うしこれだけでも元が取れたアニメだった。
・SHAMAN KING FLOWERS
前回の無印再アニメ化を結局最後まで見れず、いまだにジャンプ連載当時の未完EDで知識が止まってしまっているのだがまあキャラの関係は分かるので見ている。なんだか主人公の花が暴走して敵を圧倒する展開ばかりだなという気がして見ていたら、そのまま最後はジャンプ時代の無印と同じような打ち切り的終わり方をしていた。2期がある前提でぶつ切りにしたんだろ!?と思ったら原作からして(雑誌自体の休刊もあって)この終わり方らしく、なぜこの作品のアニメ化を…と思ったが、絵柄がめちゃくちゃ良くて、特に花と葉羽はかわいいかった。現在も花主人公の続編が続いているようなので、そっちのアニメもやって欲しい。
麻倉葉さんは流石に自分が子供の時出会ってるから特にそういった気分になっていなかったが同じ日笠さんでも花はかなり可愛いなの気持ちが芽生えている #SHAMANKING pic.twitter.com/5PItKoZQ2v
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月16日
3話冒頭は丁寧な芝居もアクション性のあるギャグのキレも光っていて特に印象深い。
うまい2 #SHAMANKING pic.twitter.com/CUuwLTdnRK
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月23日
・悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜
1話の半パートも使って乙女ゲームを進めたらようやく作品の主役である悪役令嬢が登場する流れに感心するも、その後6話ぐらいまでは低空飛行気味だったのに、そこから盛り返して凄かった。いくらなんでもこの出番の無いエレノーラやパトリックをOPEDで映っているようにメインキャラとして扱うのは無理があるだろう…と思っていたのに脂が乗り出してからはずっと楽しかったし、エレノーラやパトリックだけに留まらず、7話ではユミエラのメイドまでキャラの良さが出ていた。作画が上手く行ってない結果な気もするが、ぎこちない指パッチンの動きが結果的についテンションが上がって出た挙動みたいになっていた。
そして脂の乗り切った11話の告白回、グッド…。流石に急激に画面が暗くなっていったのはちょっと変だったが、闇の中に居る最強のユミエラに追いついて寄り添ってくれるパトリックという構図が見事だった。最終回も、魔王を倒して沸き立つ民衆から離れて二人とリューだけで立ってるのが嬉しい。その後も続いているであろう原作は分からないが、あくまで1クールのアニメとして見た時に物語の本筋は原作のゲーム側にありながら、その中には居ないユミエラを描いたというのが振り返って噛み締めれば噛み締める程に味がする喜びがあった。
EDが今期トップクラスに可愛いし中の人的にトロプリのまなロラデュエットだという役の乗り方が嬉しいのは勿論の事だが、個人的にはOPの音に合わせた動きやカット割りの気持ち良さの方が上だった(OPEDはどちらも桒野貴文さんのコンテ演出)。サビで剣や杖を構えるアリシアと三馬鹿達の動きのタイミングと曲のシンクロには毎週興奮を覚える程で大好きだ。
ここ何回見ても音とのハメ方がカッコ良くて惚れ惚れする #akuyakuLV99 pic.twitter.com/EccNtZaACL
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年3月19日
・BASTARD!! -暗黒の破壊神- 地獄の鎮魂歌編
元々ネットフリックス配信向けの内容で作られたものがBSに流れてきただけとはいえ、エロもグロもパロも好き放題楽しそうにやっていて面白かった。特に男性キャスト陣が楽しそうな演技をしていたが、かといってアドリブで勝手にやらせてる訳では無く、テンションが高い作品としてそう演技出来るように演出でコントロールされているからこそだったので上手い。
EDは現パロファッションと耽美なデザインが融合した絵的なセンス、聞いてると心地よく不安になれる不思議な曲調の両面で好きだった。
正直EDの現パロかなりカッコいいなと思ってる #bastard_anime pic.twitter.com/eQFCYPT0Xj
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月16日
・弱キャラ友崎くん 2nd STAGE
いや~~~シンドかったね…。1期もあまり楽しんでたとは言えないがここまでではなかった。日南のやり方の間違っている部分を友崎なりに気づいて考え直させるためとはいえ、人間関係とかその場のノリに答えがあってハウツー出来るみたいに描いて上手くやれてますと見せる展開がずっと続くのは厳しい。その上で原作者脚本回が内容以前にアニメの脚本として描写が足りずそのままアニメ化されていてより一層の辛さもある。
中盤以降かなり内容を受け入れる事をシャットして見てしまっていたので、結果的に矢野茜さんのキャラクターデザインは素晴らしいな…と各ヒロインの事を考える機会は増えていた。あれだけ都合の良い人間関係の転がし方をしているシナリオに不満があっても、みみみが答えはすぐ聞かなくてもいいからと告白してきた時はうお~~~都合の良いラブコメヒロイン最高に可愛い!!!と思ってしまったし、なんなら今期アニメで一番の萌えという意味ではみみみさんを選ぶぐらいだ。あれだけ1期を見ていた時はこの遠回りな人間関係講座は良いから早く菊池さんと結ばれろよ!と思っていたのに、2期では最終的に友崎が菊池さんを選んでみみみが選ばれなかったのがしっかりとくやしく感じてしまったので、なんか結構好きなアニメなんじゃないか…?みたいな事を思わなくもない。
・異修羅
なんかおもてたのと違う…、という感想なのだがこれは勝手に内容を勘違いしていたのが悪いのか。でも英雄の中からたった一人の勇者を決めるって言われたら刃牙の最大トーナメント編みたいになるのかと思ったのに、大国とその大国から独立した小国の2国間の衝突に実力者が駆り出される内容だったのはやっぱり規模が小さいなと感じてしまう。2国間の争いな事も真剣に見返してようやく分かったものだったので、せめて勢力図とかで分かりやすくして欲しかった。最終回で2期が告知されたが、ここからが最大トーナメントみたいになりそうなので今度こそ期待するか…。
・ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season
2期の龍園君のような良いキャラしてるボス役が出てこなくて物足りなかった。山内君が明らかに嫌な奴として描かれているのが、振り落とされても文句が出ないように展開の都合によりヘイトを稼がされていただけだったのでかわいそうな気持ちになる。終盤で坂柳さんが綾小路君に人間らしさを感じて欲しかったみたいな事を言ってデレたが、でもこいつはこいつで恨みから山内君を陥れて退学させたんだよな…というのが引っかかってしまうだけに、1年生編を完了させるために駆け足だったのかなと思わなくもない。
・30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
先に映像化されたドラマがヒットしていたのでどれほどのものだろうと始まる前から期待していたが確かにこれは面白い。心が読めてしまう事で黒沢の気持ちが分かって展開が進みつつ、心が読めてしまう事で生じる迷いでブレーキがかかるようになっていて、設定の活かし方に真摯だなと思う。特に、黒沢へ告白して抱き合っている時に「黒沢の言葉にならない感情が伝わってくる」という表現があったり、心が読める事を伝えた後で嫌われないか後悔している安達のモノローグが入ったりと、心が読めるという便利な能力を解決手段にせず、きっかけでしかない使い方となっていて良かった。接触しなくても伝わってくるほどの強い想いだったり、初デートではしゃいで歌いだしたりと、黒沢のキモさが安達の非現実的な能力とバランスが取れる程にパワーのあるものなのも良い。
ついに肉体的に安達と黒沢が結ばれる事となり、で?で?安達の能力ってどうなるの?とニヤニヤしながら見ていたらしっかり能力が消えた上で結婚式まで挙げていて、1クールやり切ったなあと最後まで楽しく見れた。(原作はその後も続いているようだが)
まほあこと同日で、放送時間的にこっちが先に突然屋外でカラオケを始める展開をやったのにこっちを見てる人が少なくて反応が薄かったのが悲しかった。
まさか突然カラオケが始まるアニメが1日で2本もあるとは #mahoako pic.twitter.com/F3eaXNfWf5
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月21日
・メタリックルージュ
な、なんだったんだろう…という感じで1クール駆け抜けていった。2クール作るつもりだったのに方向転換して急遽1クールで打ち切られたみたいな内容だったように思う。1話でルジュの変身シーンを見せない所から違和感が始まり、その後も夢を見てるみたいな話の区切り方や飛び方が続いていて、インモータルナインと呼ばれる9人を倒せと設定しておいて味方になるキャラが3、4人居た上で最後はいわゆる俺たたエンドだったのでかなり不思議だった…。
人形遣い師役・家中宏さんの「ルジュレッドスター」呼びがやたら耳心地が良かったので、それを連呼する5話が印象深い。5話の話が、上手く行っていない版のワンダーエッグプライオリティ11話みたいで一番分からなくて3回見返してもなお分からなかったのだけれども。
・魔法少女にあこがれて
内面に踏み込んだ欲望の話だからこそ、原作以上に絵的にハードなモノになっているのは良かったですね。シーンに応じてお色気描写の度合も変えていて、場合によっては必要以上に続けずサラッと終わるので、何も考えずサービスシーンを入れておけば喜ぶだろうと思ってやってる訳では無く、今このサービスシーンを入れる事で言いたい事はこれです、という明確な意思表示があったのが強かった。
個人的には、規制版で見ていたのもあるとはいえ、エロ以上に崩し顔の可愛さが光っていたなと思う。
#mahoako pic.twitter.com/b18Cw1182u
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月3日
#mahoako pic.twitter.com/9xZvzs3ST7
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月28日
・百妖譜
あんまりよく分からず見てしまっていたが、目が見えない人間の心の支えになる事で自分の使命の大切さを理解する乖龍の話で、神も人間も迷い成長するものと設定していて、神もこの世界で共存する生物として捉えてるのはお国柄の違いもあるのかなあと思った。妖怪だけなら分かるけど神もなんだ。勿論そこまでの話で人間と通じる超常存在の人情話をやっていたのは理解しているが、考え方の前提に気づいたというか。
アイデアが思い浮かんだ時に電球が光る表現を、時代に合わせてろうそくの火が灯るようにしていたのは良かった(発明の賜物である電球と違ってろうそくの火はアイデアとイコールでは無いと思いつつ)
アイデアを思い付いた時に白熱球に代わってLED電球が浮かぶアニメが増えてきたが百妖譜は時代背景を考慮して(?)ろうそくが浮かんでいて良かった pic.twitter.com/vzwCqKGBmM
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月18日
・ダンジョン飯(1クール目)
原作の世界観の作り込み具合に成程…と思いつつ、もうちょっと全体のテンションが高い方が嬉しいなあとか考えてそこまでハマれていない。まあでもこれは自分が現実の馴染みのない食材でさえ苦手意識が強すぎるので、見た目の悪い魔物なら猶の事食指が動かない。幼い頃に見た目も味も別に美味しくない田舎料理を色々出してくる家庭で育った環境が悪い。ただ感想を書くのが遅くなって2クール目に突入している現在までの話を見ていると、ライオス達以外のパーティーのリアクションが増えてきたので、普通に魔物に憧れたり食べるのはおかしいんだなというのと、それでもライオスは意思を持ってこれを実行してるのだなというのが根底にあると理解出来て見やすくなってきた。
色々作画が凄いのは勿論の事だが、大きく寄る事で線がボケてしまう、いわゆる解像度バレに対して、あえてギャグに使う表現と、部分的にピンボケをかまして違和感が無くなるようにする演出表現の2種が見れたのは良かった。
良い解像度ボケの使い方だ #dun_meshi pic.twitter.com/iHK5E468j0
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月4日
ダンジョン飯最新話、このカット頭は大きく寄ってるから解像度気になりそうだけどチルチャック、センシの手、センシとボケを段階的に変えて気にならないようにしてたのがスゲー良かったな… pic.twitter.com/5bUahdFcKR
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月23日
・魔都精兵のスレイブ
男性が不能な世界で冒頭にフィクションですという注意書きが入ってBD等では規制解除版がある今期アニメ、という所までだと今期僧侶枠の悶えてよアダムくんとの違いが分からない謎のシンクロニシティ。
ライバルチームと戦っていたら敵勢力に乱入されて対抗戦が中断し、その敵勢力との戦い中にも更なる真の敵が現れるというのが、凄く少年ジャンプで展開に困った漫画っぽさがあった(連載はジャンプ+なので厳密には関係無いのだが)。ただ乱戦の結果、最終的に優希と京香のタッグでの決着に行きついてご褒美もあって締め、という区切りまでつけたのはアニメとして綺麗な構成だった。
EDを中の人が歌ってその映像でもメインを張っている程に優遇されている天花は実際に作中屈指の人気キャラらしく、原作ではその場に居ないシーンでもアニメでは会話に加わっていたり各キャラ並ぶ所で前列センターに居たりという変更がされていたらしく、中々見ないタイプの改変で笑った。とはいえごり押しという風には感じ無かったので上手い。
・即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
監督・菱田正和。タイトルだけだと普通のなろう系以上に出オチになりそうな話かと思って心配したが、即死能力という都合の良さ自体にバリエーションがあって飽きさせない上に、即死させている事には変わりないので天丼ギャグとしてさくっと処理するテンポ作りの上手さは流石だなと思った。
異世界に来た事で与えられたスキルではないので、即死能力の扱いについてしっかりと導いてくれる人が居た、というのも上手い。かなり暗殺教室の殺せんせーと雪村の関係まんまだなと思わなくも無いが、超越者たる力を持つものに必要なのは広く規定される倫理や道徳でなく品位という話をしていた事で一本筋が通っていた。とんでもないキャラ数が出てくるので設定を作るだけでも大変なのにやりきったのが単純に凄い。
・勇気爆発バーンブレイバーン
サイゲームス原作でタイトルにそぐわないキービジュアルだし、放送前から何か仕掛けがあるぞと思われていた作品。前半、仕掛け自体はまあそうですよねというモノであまり驚きはなかったのだが、作ってる側もブレイバーンの気持ち悪さ一本で通らないという自覚はあったのかイサミと周りの人間が互いに心配し合っている丁寧さに好感が持てた。
ただ後半のブレイバーンとスミスに関する種明かし、それに続くルルの行動には逆に丁寧な原理が無くても良かったかなあとは思う。種明かしと言ってもなぜそれが出来るかと言ったらデスドライヴズ達の超常的な力のお陰だったので、逆に無理矢理綺麗に見えるように繋げたみたいな気持ちになった。あとブレイバーン=スミスと明らかになった事で、デスドライヴズたちと違ってブレイバーンという個は存在しないんだ…という所がちょっと寂しかったのもある。
・うる星やつら(第2期1クール目)
1期はあまりノれなかったので後半は見れていない話数もあるのだが、2期はかなり楽しく見れている。まあ何か大きく変わった訳では無いので自分の精神状態に左右されているだけかもしれないが。
特に通算28話「続・水乃小路家の娘」が話も作画もキレキレでかなり面白かった。真面目に考えるとあまりにも酷い因習家系の話だが、真面目に考えるだけ無駄ですよと言い放つかのような常識の外にある父親の顔と気持ちの良いアニメアニメした動きが光っていた。
男前と落書きの区別www #uruseiyatsura pic.twitter.com/a17JpJ8ttM
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月8日
ここめっちゃ良かった #uruseiyatsura pic.twitter.com/DfV9FDKYkl
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月8日
・魔女と野獣
特に1話の気合の入った作画・美術の描き込みが凄かった。これでやっていくぜという気概を感じる。ただメインのギドとアシャフの二人よりも、ファノーラとヨハンの二人の方が楽しい会話だなと思ったのと、どちらにせよ謎を追っている間がピークで謎解きや戦闘の逆転理由は全部「コレコレこう思われているけど実はそうじゃないのさ」で都合よく解決してない…?という構造が気になった。それほどまでに魔女とそれにかかわる力は強大で恐ろしいモノだ、という話なのかもしれないが。
・ポケットモンスター(連続4クール目)
は~毎クール面白すぎる…!!4クール目はエクスプローラーズも殆ど襲ってこなかったし、六英雄の残り2体も全然関わってこなかったのだが、本筋じゃないポケモンと人間との関わりを描いた話すらどれも素晴らしく、動きも豊かで純粋にこの世界で生きる生物たちの生態を観察させてもらっている気分になれる。
特にイッカネズミとカヌチャンのSVシリーズ新ポケモンの話はどちらも良かったのが嬉しい。ゲームでもこれまでのシリーズでは見なかった設定やデザインの2種ながら、ずっと動かしてきているので抑えるべきポイントが分かっていますとでも錯覚するかのような非常に愛嬌ある動かし方があまりにも可愛い。
めちゃくちゃ良い… pic.twitter.com/vffhJB1MC8
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月2日
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月9日
家族を形成するイッカネズミ(正確には家族では無い)と赤子のようなカヌチャンがそれぞれエクスプローラーズという拠り所を見つける話で、カヌチャンはゲットされるのに対してイッカネズミは特にゲットされた訳でも無いのに居つくのが対になっている感じがする。というかポケモンのアニメでゲットしてないのに仲間になるという話を描ける時点で作品として最早勝ちだ。
出てくるたびに触れるのもどうかと思いつつ、今期もサンゴちゃんは可愛かった。前述の通りエクスプローラーズが襲ってきたのはクールラストぐらいだったが、しっかり撮れ高がある暴れっぷりだった。作風的にも冷静な人間キャラが殆どな中で、テンションが高いお陰で作画の動きの幅も大きい。
凄い表情だ #anipoke pic.twitter.com/iZutnHcKXA
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年3月15日
1年やり遂げてここから新章・学園編になることで、ライジングボルテッカーズやエクスプローラーズと言ったアニメオリジナルキャラのデザインも性格も凄く良いのに彼らの出番が減ってしまうのか…?という事は懸念しているが、ゲーム自体もアニメと噛み合いそうな子供たちの成長を感じられるストーリーの素晴らしさがあったので、期待している。この1年は本当に話も絵も細かな所まで行き届いた心遣いのあるモノをお出しし続けてくれていて、普通はそういうのが気づきにくい、または立てようとし過ぎて大袈裟になってしまうものなのに、毎話のように丁度いい塩梅で温かな気持ちになれる描写を数多く見れてありがたかった。4クール目だけでも素敵なワンシーンが山のようにある…。
kawaii pic.twitter.com/G0cTgbTVSO
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年3月8日
いつもはポケモンをスキャンして図鑑呼び出すのに直接聞いててなんか珍しいなと思ってたらワッカネズミじゃなくイッカネズミな事を図鑑が間違えてませんよってするためで設定にも真摯だ… pic.twitter.com/PRGDdIn9pq
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年2月2日
ユノの表情豊かなのが良いのは勿論なんだけど、全身の立ち姿がどれをとってもキマってて好きだ… pic.twitter.com/23VKZ1nXZr
— ゲッコー (@Gecko_Bushido) 2024年1月20日
感想を書く事から逃げてTwitterの引用ばかりしていたら重くなってしまったのでここでPart2へ。